金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(8月21日)】
8月21日、NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高ユーロ安を受けて売られた。本日発表された7月の米中古住宅販売件数が事前予想を上回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和の規模縮小に近く着手するとの思惑から売りが先行した。ただ、引け後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、債券買い入れを変更する時期に関して新たな手掛かりがほとんど示されなかったことで、時間外取引では方向感を欠いた展開となった。その後、買い戻しも見られ下げ幅も限定的となった。プラチナも下落。ドル高やNY原油先物相場の下落に連れる格好で、一時は1500ドルの節目を試す場面も見られたが、金同様に買い戻