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金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安【海外市況(7月10日)】

7月10日、NY貴金属市場の金は小幅上昇。朝方は外為市場でのドル安ユーロ高を受けて堅調に推移。しかし、その後6月の米公開市場員会(FOMC)議事録で、量的緩和の縮小に踏み切る前に雇用市場の調査が必要との意見が多く、これが材料視され軟調に推移し、上げ幅を縮小して小幅高で引けた。一方プラチナは小幅安。早い段階ではドル安や金の上昇に連れる格好で一時的に続伸したものの、中国の景気減速懸念を背景にプラチナの需要が減るとの思惑から小幅下落して引けた。

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月9日)】

7月9日、NY貴金属市場の金は上昇。中国のインフレ指標を受けて買われた。本日発表された中国の6月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年同期比2.7%と、前月の2.1%から加速し、事前予想を上回ったことで、インフレヘッジとしての買いが先行した。ただ、終盤にかけてアスムセン欧州中央銀行(ECB)理事の発言を受け、ECBが長期にわたって緩和策を維持するとの思惑から、外為市場でユーロ安ドル高が進行。これを受け金も上げ幅を縮小して引けた。プラチナも上昇。朝方は金や米株式市場の上昇に連れ高となったものの、国際通貨基金(IMF)が世界経済の成長率を下方修正したことによりプラチナの需要が減少するとの思惑から

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月8日)】

7月8日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。外為市場でユーロ高ドル安を眺めての買いや地政学的リスクによる買いで上昇。ユーロ圏財務相会合でギリシャ向け融資支援の実行が承認され、ドルが対ユーロで軟調に推移。一方、エジプト前大統領の解任をめぐり、治安部隊とイスラム組織ムスリム同胞団支持者の対立拡大に懸念が広がっていることも買い材料につながった。ただ、米量的緩和の早期縮小観測や、世界最大規模の金上場投資信託(ETF)「SPDRゴールド・シェア」純資産残高は引き続き4年5ヶ月ぶりの低水準となっており、終盤にかけ上げ幅を縮小して引けた。プラチナも上昇。金の上昇や米株価の上昇に連れ高となったほか、南アフリカの

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(7月5日)】

7月5日、週末NY貴金属市場の金は下落。本日発表された6月の米雇用統計は、失業率こそ7.6%と市場予想(7.5%)からやや悪化したものの、非農業部門就業者数が19.5万人増と市場予想(16.5万人増)を上回った。これを受け、安全資産としての金の魅力が低下したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和を縮小するとの観測が再び浮上したことや、外為市場でドル高ユーロ安の進行も金の売りを誘った。一時は約1週間ぶりに1210ドルを割り込むなど大幅下落して引けた。プラチナも下落。金の下落に追随したが、米株式市場の上昇を眺めた買い戻しに下げ幅を縮小して引けた。

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月28日)】

6月28日、週末NY貴金属市場の金は上昇。朝方は軟調に推移。前日の弱地合いを引き継ぎ、約3年ぶりの安値をつけるなど、一時1トロイオンス=1179ドル40セントまで下落した。しかし、その後は、急激な下落に対する警戒感や、安値拾いの買い等テクニカル要因から下げ幅を縮小する展開となり、1200ドル台を回復した。米経済統計が強弱まちまちとなったため、方向感に欠ける値動きとなったが、ファンド筋を中心に大口の買いが入ると上昇テンポを速め、終盤1220ドルを回復して引けた。プラチナも上昇。一時軟調に推移する場面も見られたが、米株式市場が下落したにも関わらず、金の上昇に連動する形で買われて引けた。

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月27日)】

6月27日、NY貴金属市場の金は下落。朝方は上昇。前日の急落を受けた安値拾い買いに上昇し、一時は1トロイオンス=1240ドル台まで上昇した。しかし、その後発表された米経済統計が総じて良好であったため、量的金融緩和の縮小観測が高まったほか、NY株式市場の上伸を眺めての売りに押され、下落して引けた。一方、プラチナは上昇。前日の急落を受けたファンド筋の買い戻しや、NY株式市場の上昇を受け、景気が上向き、プラチナ需要が増加するとの思惑から買われた。

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(6月26日)】

6月26日、NY貴金属市場の金は下落。中国の景気先行き懸念の拡大により、同国の金需要の減退観測が強まった。一方、米国の量的金融緩和の縮小観測が引き続き圧迫要因となった模様。一時1トロイオンス=1223ドル20セントまで急落し、2010年8月以来の安値をつけた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が金融緩和策の継続に前向きな姿勢を示したことで、外為市場でドル高ユーロ安が進行。これをを受けての売りに押された。その後発表された今年第1四半期の米国内総生産(GDP)確定値が市場予想を下回ったことで下げ幅を縮小する場面も見られたが、大幅下落からは転じなかった。プラチナも下落。中国経済の先行き不透明感から、

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月25日)】

6月25日、NY貴金属市場の金は小幅安。 朝方は最近の下落に対する反動や安値拾いの買いで上昇する場面も見られた。しかし、その後発表された米国の住宅関連統計や、消費者信頼感指数・耐久財受注が良好な内容となったことで、NY株式市場が上伸。これを受けて、投資家がリスク選好姿勢を強める格好となり、終盤にかけ上げ幅を縮小し、小幅下落して引けた。一方、プラチナは上昇。最近の下落を受けた買い戻しが先行するなか、良好な米経済統計を受けて株式市場が上伸したことにも支援され、大幅上昇となった。南アフリカの労使交渉で、労組の賃上げ要求の幅が大きいことから交渉が難航するとの見方や、中国人民銀行(中央銀行)が「必要なら

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(6月24日)】

6月24日、週明けNY貴金属市場の金は下落。これといった材料のないなか、米国の金融緩和縮小観測が引き続き相場の圧迫要因となり、ファンド筋の売りに下落して引けた。米金融大手ゴールドマン・サックスが2013年の金価格見通しを1300ドル、14年を1050ドルと、これまでの見通し予想を9.4%から17.3%に下方修正したほか、スタンダード銀行が年内の金価格が1400ドルを上回ることはないとの弱気見通しを示した。また、中国の経済成長や流動性を巡る懸念も下げ要因につながった。ただ、終盤にかけ外為市場でユーロが対ドルで上昇を受け、下げ幅を縮小して引けた。プラチナも大幅下落。 中国経済の先行き不透明感や、世

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月21日)】

6月21日、週末NY貴金属市場の金は上昇。朝方は米量的緩和政策の縮小を背景に、資金引き揚げの動きが強まった前日の地合いを引き継ぎ軟調に推移した。しかし、売り一巡後は最近の売られ過ぎ感からのテクニカル買いや、中国やインドを中心にアジア勢からの安値拾いの買いに反発し、一時は1300ドルの節目を回復した。ただ、中国経済に対する先行き不透明感が強いことや、インドは金輸入規制に加え、通貨ルピーが対ドルで最安値圏にあるため上げ幅は限定的となり小幅高で引けた。プラチナも金同様に前日の地合いを引き継いだ追随売りに押され軟調に推移したが、その後、金の上昇や米株式市場の上昇を受け連れ高となったほか、6月の米自動車

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(6月20日)】

6月20日、NY貴金属市場の金は下落。前日のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で、量的金融緩和策の規模を年内に縮小し、来年半ばに終了する可能性について具体的に言及したことが改めて蒸し返され、リスク資産から資金を引き上げる動きが加速した。4月16日の直近安値(1321.50ドル)や、1300ドルの節目を次々に割り込んだことで、ストップロスの売りを巻き込み下落幅が拡大し、2010年9月以来2年9ヶ月ぶりの安値を付ける暴落となった。プラチナも下落。米量的緩和政策の年内縮小観測や、金の暴落やドル高・米株価の急落・原油安が影響し急落。2011年12月以来の安値を付けた。

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安【海外市況(6月19日)】

6月19日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのユーロ高ドル安を受けた買いや、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定をを前に小幅上昇して引けた。しかし、取引終了後にFOMC声明とバーナンキ米連邦制度理事会(FRB)議長の発言(量的緩和の早期縮小する可能性を示した)を受け急落した。プラチナも下落。欧米の株式市場の下落や欧州の自動車販売低迷によるプラチナ需要減退観測で大幅下落して引けた。

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月18日)】

6月18日、NY貴金属市場の金は下落。米株式市場の上昇や米公開市場委員会(FOMC)の発表を控え模様眺めのなか下落して引けた。NY株式市場の上昇を受けて投資家のリスク回避志向が後退し、比較的安全な資産とされる金の魅力が後退した。19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を控え、金融緩和の先行き不透明感が強まったことを背景に、一時は5月23日以来の安値を付けるなど大幅下落して引けた。一方、プラチナは南アフリカ鉱山情勢に変化がないうえ、欧州の5月の自動車販売が、1993年5月以来20年ぶりの低水準となったことで、自動車向け触媒需要が落ち込むとの見方が浮上し、軟調に推移する場面も見られたが、終

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(6月17日)】

6月17日、週明けNY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高ユーロ安を眺めた売りや、本日発表された米製造業や住宅関連がいずれも事前予想を上回り、米景気の回復に対する楽観的な見方が広がったことから、比較的安全とされる金の魅力が後退した。また、主要輸入国であるインドの現物需要が鈍っていることも影響した。ただ、18・19日にかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見気分が強く、下げ幅も限定的となった。プラチナも下落。金の軟調に連動したことや、引き続き南アフリカの鉱山スト延期を背景に嫌気した売りで下落して引けた。

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月14日)】

6月14日、週末NY貴金属市場の金は上昇。本日発表された5月の米卸売物価指数が0.5%と市場予想を0.1%上回ったことで、インフレヘッジとして金を買う動きが高まったことや、シリアのアサド政権が化学兵器使用を米政府が確認し、反体制派への支援拡大を決めたことも金の買いを誘った。その他の米経済指標が総じて低調な内容となり、米金融緩和縮小に対する懸念が後退したことも金買い要因となり、一時は1390ドルを回復した。ただ、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、この内容を見極めたいとの思惑で終盤にかけ上げ幅を縮小して引けた。プラチナは小幅上昇。朝方は金の上昇に連れ高となったものの、その後、南