金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(8月19日)】
8月19日、週明けNY貴金属市場の金は下落。朝方は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を21日に控えるなか、量的緩和の早期縮小への警戒感や世界最大の金消費国であるインドの通貨ルピーが対ドルで過去最安値を更新したことで、金需要が減るのではないかとの思惑に下落した。しかし終盤にかけ、引き続きエジプト情勢の混乱を背景に、安全資産としての金の魅力が高まっていることから買われ、下げ幅も限定的となった。プラチナも下落。NY株式市場の下落や、金の下落に連動するかたちで売られた。