金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(8月1日)】
8月1日、NY貴金属市場の金は小幅安。本日発表された米週間新規失業保険申請件数は前週比1万9000件減の32万6000件と堅調な内容となった。また、7月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数が約2年ぶりの高水準を付けたことから、米景気の先行きに楽観的な見方が広がった。これを受けて外為市場でドルが対ユーロで上昇、金は売られた。ただ、明日の米雇用統計を控えて様子見気分が強まったことや、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、現行の量的緩和の維持が決まったことから終盤にかけ買い戻され、前日とほぼ変わらずの小幅安で引けた。一方、プラチナは上昇。米株式の上昇やNY原油先物相場の上昇等を支援材料に買われた。