金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(6月20日)】
6月20日、NY貴金属市場の金は下落。前日のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で、量的金融緩和策の規模を年内に縮小し、来年半ばに終了する可能性について具体的に言及したことが改めて蒸し返され、リスク資産から資金を引き上げる動きが加速した。4月16日の直近安値(1321.50ドル)や、1300ドルの節目を次々に割り込んだことで、ストップロスの売りを巻き込み下落幅が拡大し、2010年9月以来2年9ヶ月ぶりの安値を付ける暴落となった。プラチナも下落。米量的緩和政策の年内縮小観測や、金の暴落やドル高・米株価の急落・原油安が影響し急落。2011年12月以来の安値を付けた。