金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(12月18日)】
■海外貴金属市況コメント■ 12月18日、NY貴金属市場の金は、下落。朝方は外為市場でのユーロ高ドル安を眺めての買や、米国の「財政の崖」問題をめぐる協議が進展するとの期待感に堅調に推移。、しかしその後は、米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がギリシャの格付けを「選択的デフォルト」から「Bマイナス」に引き上げたことを受け、安全資産としての金の魅力が薄れ大幅下落し8月31日以来の安値水準を付けた。一方、プラチナは下落。早い段階で米株式市場の上昇や対ユーロでのドル安に支えられる場面もあったが、その後は金の急落を眺めた売り物が先行する展開。プラチナは約2週間ぶりに1600ドルの節目を割り込んで引けた。