金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(12月13日)】
■海外貴金属市況コメント■ 12月13日、NY貴金属市場の金は、下落。米国の「財政の崖」問題をめぐる協議難航が市場心理を圧迫するなか、ベイナー下院議長が米国の減税失効と歳出削減が重なる「財政の崖」問題に関して悲観的な会見を行ったことで、米経済に対する先行き不透明感の強まったことから金も売られ1700ドルの節目を割り込んで引けた。市場では、オバマ大統領やベイナー下院議長の発言には政治的な駆け引きが含まれており、財政の崖問題の実際の進捗状況が分からないため、今後も金は神経質な展開が予想されるという。一方、銀やプラチナも下落。プラチナは金の下落やNY株式市場の下落に反応して大幅下落して引けた。