海外市況情報aaa

ダイヤモンド価格【海外市況概況(9月4日)】

中国では「国慶節」に向けダイヤモンドの仕入れ増強に意欲的!? ◆日本市場では、夏の閑散期でもありダイヤモンド価格は全体的に弱含みで推移する中、現状では0.3ct-SIなど低価格帯のポインターを中心に底堅い需要があり価格低下は見られない。 ◆中国では経済への警戒感が引続き消費者マインドを低下させ、ダイヤモンドの需要に影響を及ぼしている。しかしながら、小売在庫は少なくバイヤーは来る10月1日の「国慶節」の連休に向けダイヤモンドの仕入増強に意欲的。 ◆香港市場では、先週に引き続き各バイヤーの動きは有るが値頃感のある商品のみに集中。原石の値下により、ラパポートプライスも下げると見るバ

ダイヤモンド価格【海外市況概況(8月28日)】

ダイヤモンド消費を牽引してきた中国景気の減速懸念が高まる!(一部は回復気味) ◆中国市場は、8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が47.8と、2008-09の金融危機以降極めて低い水準まで低下、ダイヤモンドの消費を牽引してきた中国の更なる景気減速懸念が高まっている。ダイヤモンドジュエリーの消費が低迷する中だが、ラウンドの0.3ctから1ct、VS-SI、トリプルEXの需要は堅調。 ◆香港市場は、夏休みが明けつつあり若干の動きが出てきた。ポインターは0.3ct、0.5ctのSIクラスの値頃感のある商品に動きがあり。1ctに関してはVS2以上の動きが鈍く、またトリプルEX

ダイヤモンド価格【海外市況概況(8月21日)】

インドでは業績不振によるダイヤ研磨工場・宝飾品工場を閉鎖する会社も! ダイヤモンド取引は極めて低調。インドの研磨業社は、需要の落ち込みと資金難から カッターの雇用確保が難しくなってきている。今年のラパ国際会議(IDC)は、ムンバイで今月末から開かれるが、同国の状況変化があまりにも象徴的であるため。 ラパポート報道によると、「インドのクラシックダイヤモンドの第一四半期は販売不振によりUS$120万(INR6860万)の赤字。スラットの研磨工場及びムンバイの宝飾品製造施設を閉鎖した」とのこと。 日本国内では、メレーダイヤ価格が全体的に下落傾向。特にブラウンなど低品質メレー価格の下落が鮮

ダイヤモンド価格【海外市況概況(8月7日)】

インドのメレー価格が下落、国内でのリサイクルメレーの動き止まる。 日本国内でのリサイクルメレーの動きが停止状態。資金繰りに伴う投売り需要を残すのみの状況。インドでのメレー価格の下落が、日本との価格差縮小の原因。 長引く欧州債務危機を背景にアジア経済が急減速、中国・インドでの内需減退が加速する中、1ctアップの高品質ダイヤ価格がさらに下落。SI、ピケなど低価格帯の需要はあるものの品薄状態が続いている。DTCが値段を下げることよりも供給を制限している事が影響していると見られる。 インド人マニュファクチャラーは原石を研磨した後の損益分岐点を探る状況のなか、安価なジンバブエ産の原石輸入量が拡

ダイヤモンド価格【海外市況概況(7月31日)】

国内ではVSアップを中心に価格下落が鮮明に。メレダイヤも投げ売り以外は売れない状況。 ダイヤモンド原石価格は軟化し、更に下落基調にある。インドのマニュファクチャーラーは、研磨後の利益確保ができない状況が続いている。 日本国内では、VSアップを中心としたポインターの価格下落が鮮明に。市場では出展者の指値を下回りダイヤモンドの売買が成立しないケースが増加、今後の市場価格の方向性が見いだせない状況。 香港ローカルマーケットは先週に引き続き低調。売り手・買い手ともに、日々新商品を買っても翌日には価格の下がるマーケットに疲労感があり、夏休みモードも手伝い取引が非常にスローな状況。 中国本土の経

ダイヤモンド価格【海外市況概況(7月24日)】

ラパポートペアシェイプ価格を値上げ、CVD合成ダイヤモンドの混入被害増加 ◆ラパポートがファンシー・シェイプ価格0.79~.2.99ctの値上げを発表。7/5の値下げに対するディーラーからの不平不満に対処したもの。一般にファンシー・シェイプは重量歩留り重視のため魅力的な商品が少なく、値上げは形状の良い一部の商品が対象。基本的には日本に過去輸入された変形ダイヤは、形が悪いものがほとんどで上記に当てはまる物は国内には少ない。 ◆マーケットはラパポート・ラウンド価格の再下落の警戒感から引き続き様子見状態。 1ctアップD~F、VVSの市場価格はさらに下落、底値を探る展開。 ◆反

ダイヤモンド価格【海外市況概況(7月17日)】

ダイヤモンド価格引き続き軟調。市場は疑心暗鬼に陥っている。 ◆ラパ下落により、香港マーケット・中国市場共に様子見が多く、買い手は「まだ下がるのではないか?」と、再度のラパ価格下げを意識して疑心暗鬼の状況。 ◆インドでのSIやI1中心のスポット需要及び中国での0.3から0.5ct G-H、VS-SIの需要が好調との情報を除き明るい話題は無い。また、インド人・イスラエル人の換金目的の安いダイヤが出回るようになり、適正価格が不透明な状況に困惑している。 ◆インドルピーは以前の異常な下がり具合からみると、比較的安定してきたがまだ予断は許せない感。 ◆研磨業者は原石研磨に伴うロス

ダイヤモンド価格【海外市況概況(7月11日)】

ラパポート価格大幅値下げ!ダイヤモンド市場は縮小・価格大幅下落! ◆5月後半から急激に悪化していたダイヤモンド市況に、更に追い打ちをかけるように、 ラパポートは7月3日付RapNet Diamond Index(RAPI)価格指標の下落を発表した。1ct価格は半期で3.6%、前年度対比で13.7%の下落、7月5日更新のラパポートダイヤモンドレポートは最大で18%を超える下落率となった。 国内の市場もラパポート価格発表前日に開催されたダイヤモンド市場と発表後開催された市場では約20%落札価格が落ちて業者に衝撃が走った。 ◆東南アジア市場及びインドの需要停滞、インドルピーの大幅な下落が