海外市況情報aaa

ダイヤモンド価格【海外市況概況(12月11日)】

ラパポート PEARS(ファンシーカット)の価格が変更される! ◆ラパポートPEARS価格変更。D-Jカラー、0.70ct-2.99ct はSIを中心に一部のVS、2ct台のI1を含めた範囲及び3.00-5.99ct、SI-I1ボーダーが上昇した。米国の需要を背景にファンシー市場は比較的堅調に推移しているが、ファンシーシェープは良質なカットが少ないため、形状の良否により大きな価格差が生じる。 ◆インド市場は、変動的なインドルピーへの警戒感が残ってはいるものの、研磨石の取引は堅調。研磨工場の休業により需要の多いSIクラリティの商品不足が生じている。営業再開後も減産体制は継続され、新た

ダイヤモンド価格【海外市況概況(12月4日)】

インド市場ではDiwali休暇が明け、研磨業者が営業を再開。 ◆インド市場は、Diwali休暇後多くの会社が営業を再開し、研磨石取引は通常の状態へ。国内バイヤーはルピー建金価格に反映された変動的な通貨に警戒感。ディーラーは研磨業者の長引く休業によりSIなど低グレード商品が不足することが予想されるため、新たな研磨石が市場に投入されることを望んでいる。 今週、研磨業者の営業再開が期待される中、原石取引においてSIなど低グレード対象商品の取得は一層難しくなっている模様。 ◆中国では、一部小売業者がクリスマスを見据えて消費が減少するこの時期に、米国の感謝祭における販売促進方法を取り入れ消

ダイヤモンド価格【海外市況概況(11月27日)】

インドは休暇明けで静か。中国は景気減速の影響で仕入れに慎重。香港は変化なく低調 ◆インドのDiwali休暇明け後は、ほとんどの会社がクローズしており研磨石、原石取引共に静か。研磨石の取引は今週から再開され、研磨工場の本格稼動は12月初めの予定である。 小売業者の売上げは、Diwali及び結婚シーズンによる金や宝飾品の需要増により、前年同時期に比べ増加している。 ◆中国の小売業者は下振れ懸念により、クリスマスから新年にかけての商品仕入に慎重な様子。ただ中国人バイヤーのポインターへの需要は有り。0.30ctから0.70ctのG-H、VS-SIに加え、変形及びファンシーカラー、特にye

ダイヤモンド価格【海外市況概況(11月20日)】

インドは特需により堅調、中国も昨年同時期推移、香港は低調 ◆インドではDiwali休暇及び結婚シーズンにおける特需により研磨石取引、小売共に堅調である。SIメインの外国人バイヤーに対して、地元のバイヤーによるVS、VVSの需要も見られる。為替レートは引続き不安定な状況。原石市場は静かで、多くの研磨工場は11月末までクローズの予定。 ◆中国では例年通り同時期の小売、卸売が堅調に推移。ネット販売の増加が見られるものの、宝石商は昨年同様の売上げを予想している。また、需要期である2月10日の旧正月に目が向けられ、クリスマス向けの準備が遅れている模様。バイヤーの仕入対象は引続き0.3ctから

ダイヤモンド価格【海外市況概況(11月13日)】

マーケットの需給関係を反映して、ラパポート価格が改訂される! ◆香港市場にとって、全体に様子見感の強い中での、今回のRAPA価格変更のタイミングは、サプライズ感があったように見受けた。変更内容は、0.5や1.0ctをはじめG-H、VS-SI等の需要が多いところが上昇、0.3-0.8辺りの一部ハイカラーでIF-VVSが下落というのはマーケットの流れに沿っている変更だった。一方、Diwaliを控えインド人バイヤーの買いは静寂。Diwali前の仲間内商売も今年は取引が乏しく現状景気を物語っているとのコメントも有り。 ◆インドでは、国内外のバイヤーの需要を反映し研磨済石の取引は堅調に推移。

ダイヤモンド価格【海外市況概況(10月30日)】

デ・ビアスの本年1-9月の累計生産量(Ct)は前年比20%の下落! ◆「デ・ビアスの2012年第3四半期の生産量は637 万 5000 カラットで前年比31%下落した。」と親会社であるアングロ ・ アメリカンが発表。困難な市場条件とJwaneng 鉱山(ボツアナ)の山崩れにより6月の鉱区立ち入りを一時的に制限したことが原因。2012年9月までの生産量の累計は1982万4000カラットで20%の下落となる。 ◆インドでの研磨石の需要は底堅いが、11月13日から始まるDiwali(インドのお正月)を前に例年の取引水準を下回っている状況。国内のバイヤーは不安定な為替レートに警戒感を抱いて

ダイヤモンド価格【海外市況概況(10月23日)】

ラパポートが価格変更 ◆値段が手頃で品薄の0.9-3.0ctのJ以下の一部とD.IFが上昇 需要の少ないI以上VVS-VSは下落 ◆インド市場は、SIの需要が堅調な上、VVS-VS需要もやや改善し研磨石の取引が増加傾向にある。ルピーとドル間の為替安定は景況感の改善に寄与しているが、原石取引は需要低迷を背景に弱含みで推移している。さらに、最近のデ・ビアス、アルロサによる原石の大量販売が市場への過剰供給を招くとの懸念がある。 中国においては、0.3ct-1.10ct、D-H、VS-SIのラウンドが堅調。また、低品質の商品や変形ものなど、手ごろな価格帯の商品需要も増加している。一部の

ダイヤモンド価格【海外市況概況(10月9日)】

ジューイッシュホリデー・中国の国慶節が重なり、世界的に卸売市場は極めて静かであった。 ◆ジューイッシュホリデー(ユダヤ人の仮庵の祭りSukkot)のため、多くのトレーダーはオフィスから離れ、また中国人バイヤーは国慶節に伴う大型連休だったため、休みに入っており、世界的に研磨石の卸売市場は休止状態であった。小売業者も在庫を最小限で運用しながら、目先の需要を考慮した、限定された仕入を行っているだけである。 ◆香港マーケットも、中秋節・国慶節の大型連休の為、主だった動きは無く、静寂であった。また、インドルピーが1米ドル=52rsを割り、緩やかなルピー高の傾向なので、インド人バイヤーも心理的

ダイヤモンド価格【海外市況概況(10月2日)】

業界ではラパポートプライス引き下げへの根強い ◆「香港フェア」が終了したあとの香港市場は、①中国の国慶節に続く大型連休での小売販売状況、②高グレード商品に対するラパポート値下げ懸念から、市場動向を伺いながらの休息モードである。当面はこのような状況が続くと見ている「売り手」と「買い手」が多数である。業界レポートによると「研磨石の取引は依然として厳選・価格志向。「香港フェア」で東南アジアの需要が良くも悪くもなかったことを反映している」とのこと。 ◆また、「香港フェア」での中国人バイヤーは、値頃感のあるVS-SIを中心に買付けたが、サプライヤーは大幅な値引き交渉は成功せず、十分な仕入が出

ダイヤモンド価格【海外市況概況(9月25日)】

◆注目の香港フェアが開催。注目の当社ダイヤモンドオークションには予想外に人が集まりシングルダイヤモンドもそこそこの価格を維持した。メレダイヤモンド-11ホワイトも予想以上の価格が付いた。1ctupは各バイヤー慎重。需要のあるレンジ(特に0.5や0.3のVS、SIクラス)に人気が集まる。ジュエリーショー中盤過ぎからは来場者は増えているが、リアルバイヤーは限られていて忙しい所と忙しくないブースが鮮明である。中国人業者は規模や質で優劣が分れてきた感じ。 ◆中国人バイヤーは香港フェア後にダイヤ価格が下がるとの予想から大量仕入に消極的。結婚シーズンでもある国慶節(10月1日)からの大型連休を控え、

ダイヤモンド価格【海外市況概況(9月18日)】

全ての関心が「香港フェア」に向けられている! 東南アジアの需要と宝飾品需要動向を示唆する重要な機会となるため! ◆研磨業者は、東南アジアの需要回復は業界心理を変え価格レベルが安定すると期待している。但し、世界経済の減速が今後の需要見通しを不透明にし、買手は厳選・価格志向と予想される。 ◆中国人バイヤーは香港フェアでのダイヤモンド価格動向を注視、様子見の状態である。また、原石値下げにより研磨石価格の下落を予想、仕入原価の圧縮を模索している。 ◆香港市場は、香港フェア直前で、需要のある一部のレンジを除いては様子見ムード。今後の相場は下がるのではという雰囲気の中、あまり積極的な取

ダイヤモンド価格【海外市況概況(9月11日)】

9/19(水)からの「香港ジュエリー&ジェムフェア」の動向に注目集まる! ◆SI-I1のインド国内需要が比較的堅調である。一方、ハイクラリティの商品は不振。8月のDTCサイトでの原石値下げにより、ダイヤ価格下落に対する警戒感から、研磨石の動きは鈍い。また、原石値下げによりカッターの採算が改善、市場の動きは良い方向に向かっているが、研磨石の在庫過多を理由に減産体制は継続中である。 ◆中国では10月1日からの大型連休を前に小売業者の商品在庫補填の動きを受け、卸売取引がやや向上している。 ◆市場での入手が容易な0.3ctから0.5ctの需要が堅調に推移する中、減産の影響で中級以下

ダイヤモンド価格【海外市況概況(9月4日)】

中国では「国慶節」に向けダイヤモンドの仕入れ増強に意欲的!? ◆日本市場では、夏の閑散期でもありダイヤモンド価格は全体的に弱含みで推移する中、現状では0.3ct-SIなど低価格帯のポインターを中心に底堅い需要があり価格低下は見られない。 ◆中国では経済への警戒感が引続き消費者マインドを低下させ、ダイヤモンドの需要に影響を及ぼしている。しかしながら、小売在庫は少なくバイヤーは来る10月1日の「国慶節」の連休に向けダイヤモンドの仕入増強に意欲的。 ◆香港市場では、先週に引き続き各バイヤーの動きは有るが値頃感のある商品のみに集中。原石の値下により、ラパポートプライスも下げると見るバ

ダイヤモンド価格【海外市況概況(8月28日)】

ダイヤモンド消費を牽引してきた中国景気の減速懸念が高まる!(一部は回復気味) ◆中国市場は、8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が47.8と、2008-09の金融危機以降極めて低い水準まで低下、ダイヤモンドの消費を牽引してきた中国の更なる景気減速懸念が高まっている。ダイヤモンドジュエリーの消費が低迷する中だが、ラウンドの0.3ctから1ct、VS-SI、トリプルEXの需要は堅調。 ◆香港市場は、夏休みが明けつつあり若干の動きが出てきた。ポインターは0.3ct、0.5ctのSIクラスの値頃感のある商品に動きがあり。1ctに関してはVS2以上の動きが鈍く、またトリプルEX

ダイヤモンド価格【海外市況概況(8月21日)】

インドでは業績不振によるダイヤ研磨工場・宝飾品工場を閉鎖する会社も! ダイヤモンド取引は極めて低調。インドの研磨業社は、需要の落ち込みと資金難から カッターの雇用確保が難しくなってきている。今年のラパ国際会議(IDC)は、ムンバイで今月末から開かれるが、同国の状況変化があまりにも象徴的であるため。 ラパポート報道によると、「インドのクラシックダイヤモンドの第一四半期は販売不振によりUS$120万(INR6860万)の赤字。スラットの研磨工場及びムンバイの宝飾品製造施設を閉鎖した」とのこと。 日本国内では、メレーダイヤ価格が全体的に下落傾向。特にブラウンなど低品質メレー価格の下落が鮮