金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(8月23日)】
8月23日、週末NY貴金属市場の金は上昇。米金融緩和政策の継続するとの思惑から買いが先行。本日発表された7月の米新築住宅販売件数が事前予想を大幅に下回ったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が現行の金融緩和策を当面継続するとの見方が浮上し金が買われた。一時は1400ドル台を試す勢いで上昇したが、高値圏では利益確定の売りに押され上げ幅を縮小し1400ドル台の手前で引けた。一方、プラチナは小幅上昇。朝方は金の上昇に連動する形で買われたが、その後米経済指標の発表を受け、量的緩和の早期縮小懸念が後退したことや米景気減速懸念によるプラチナ需要が減少するとの思惑から売られ、小幅高で引けた。