金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安【海外市況(2月21日)】
2月21日、NY貴金属市場は小幅高。朝方は続落。昨日公表されたFOMC議事録の量的緩和の早期終了内容を嫌気した売り優勢の流れが続き、7ヶ月ぶりの安値となった前日の安値を下回る展開となった。しかしその後は、安値拾いの買いに支えられて、次第に値を戻し小幅上昇して引けた。市場では本日発表された米主要経済指標の内容が総じて悪いものであったため、量的緩和の打ち切りの可能性が低下した為に買いも見られた。一方、プラチナは下落。一時1600ドルを割り込む形となった。ただ、取引後半以降は安値からの買い戻しで下落幅を縮小して引けた。